クワガタ野外採集記(昆虫採集記)2019年【No.29】再び降臨!超特大ミヤマクワガタ♂77㎜UP現る!【九州 宮崎編】
昨日7/14、宮崎は午前中まで雨が降っていましたが、昼前から雨も上がり、蒸し上り気温も上がって来たので午後から山へ採集に行って来ました。
この日の大物個体はこちら、
ミヤマクワガタ♂77.0mm
今シーズン2度目の77mmUPです!^^
この個体が採れたのは、
こちらの大きなクヌギの木。
蹴ってみると、
パサッと軽い2つの音がしました。
小さい個体かな?
と軽い気持ちで探してみると、
????????
えっ??
あの音ってこの個体だっけ???
なんと超特大のミヤマクワガタ♂でした!!
あの小さな音にしてこの個体とは??
もしかして羽ばたいて落ちて来たのかな?
でもそれにしては羽は開いていないし・・・
すごく疑問でしたが、小さな音だからって見逃してはいけませんね、教訓になりました。
先に紹介しましたが、帰宅後計測すると、
♂77.0mmを指しました!
今年2頭めの♂77mmUPミヤマです^^
帰宅後じっくり観察撮影。
全身の体毛は擦り減り、ケンカ傷は無数、挟まれた跡も多数、アゴ先は欠け、まさに傷だらけの歴戦のツワモノでした。
シーズン後半になるとこういったケンカ傷が沢山ある個体は良く見かけますが、この時期ではまだ時期尚早かと。。。
それでいてこのボディとは、いかに闘い抜いて来たのかが伺える個体でした。
そして、もう一つの軽い音の主は、
なかなか大型ミヤマクワガタ♀でした。
このポイントのミヤマ♀は大きい個体が多いのですが、この♀はその中でも特に大きく見えました。
通常♀はその場でリリースするのですが、この♀個体は持ち帰り計測してみることにしました。
ミヤマクワガタ♀45.2mm
♀のサイズはあまり計測する習慣がないので、ちょっとピンと来ませんが、なかなかの大型サイズではないかと思います。
この♀は後日また採集に行った時に同じポイントでリリースする予定です。
この時一緒に採れたミヤマ♂77mmと交配が済んでいたとすれば、その子孫もまた大型が期待出来るかもしれませんからね。
次世代でまた大型個体と野外採集で逢えるのもまた楽しみの一つです^^
さて、来週末には月夜野イベント「世界のクワガタカブト大集合!」がお開催されます。
その為、7/16から群馬入りするので、今回がシーズン前半期の宮崎での最後の採集となりした。
その最後に超特大ミヤマに出逢えて幸運でした。
宮崎の自然に感謝申し上げますm(_ _)m
なお、今回採集したこの♂77・0ミヤマ個体と、先日採集した雌雄同体ミヤマは、あくまで生きていれば「世界のクワガタカブト大集合!」のイベントに持参しようと思っております(※生き物なのでイベント当日までに死亡する可能性もありますことをご了承下さいませ)
まだどういった形で展示するかどうかは決まっておりませんが、展示された際には是非宮崎県産ミヤマ個体を見てやって下さいませ^^
※この方法はあくまで私自身のやり方です。人それぞれによって採集方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。
※採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。(^^)
3 Comments »
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凄く立派なミヤマですね!
羨ましいです笑
自分もこの三連休を利用して山奥にあるクヌギなどが生えてる公園に昼間から昆虫採集しに行ったのですが大量のゴキブリしかいなかったり樹液が多くでてる木の下にオオスズメバチの巣があったりと散々でした。ちなみに夜も行ったんですがハエと蛾しかいませんでした。
枝が切られていたりなど人の手入れがされているような場所にはカブクワは集まらないのでしょうか?でも、5年程前はノコギリやミヤマなどが簡単に手に入るような場所だったんです
Comment by おむ — 2019年7月16日 @ 12:59 AM
おむさん
レスありがとうございます。
>枝が切られていたりなど人の手入れがされているような場所にはカブクワは集まらないのでしょうか?
意外にそんなことはないと思います。
枝が切られていれば、その切り口から樹液が出てくる場合もありますし、また人の手入れがあれば風通しや日当たりが良くなって樹液の出が更に良くなる場合もあります。
ただ今の時代、おむさんのポイントに限らず年々クワカブの姿が減少しているのは日本全国どこでもありえることだと思います。
そうなっている明白な理由は分かりませんが、地球温暖化や採集圧などの環境の変化と共にクワガタ達もまた適した場所に移動しているのか、減少している・・・等の傾向があるのかもしれません。
是非どうぞまた諦めずに再チャレンジしてみて下さいませ。
どこかにはまだきっと生息しているポイントがあるはずですので。
おむさんの採集ご健闘をお祈り申し上げます。
飼育日記担当:Shiho
Comment by tsukiyono — 2019年7月16日 @ 5:00 AM
返信ありがとうございます
確かに樹液は少量ですが出ていました。やっぱり年々減少してきているんですね
今週末また探しに行ってみようと思います
Comment by おむ — 2019年7月17日 @ 6:00 PM